良い腫瘍

髄膜腫は90%良性な腫瘍です

髄膜腫は脳腫瘍の中でも良性の腫瘍です。脳を包む膜に発生する腫瘍のため、発生部位によって様々な症状を有します。基本的に摘出してしまえば大変予後は良好で、脳実質には触れないため手術時間もそんなにかからないことが特徴です。しかし中には脳の内部で腫瘍が発生してしまうこともあり、この場合は脳を避けながら対象まで行かなくてはならないため、手術に時間がかかってしまうこともあります。この髄膜腫は様々な症状を出現することから、脳梗塞や脳出血を疑って受診したらたまたま発見された、というパターンが多いようです。中でも代表的なのが認知症のような症状です。これは大きくなった腫瘍により脳が圧迫を受け、脳がむくみやすくなります。その結果出現する症状です。しかしこれらの症状は手術により腫瘍を摘出し、脳の圧迫が解除されれば消失することが多いようです。

人間ドックで脳の健康状態もチェック

現在は健康診断により定期的な健康管理が可能です。しかしこれだけでは脳のCTやMRIは撮影しないので髄膜腫の診断は難しくなっています。そこで推奨されているのが年1回の人間ドックです。人間ドックは病院が独自に行っているサービスです。病院によって行っている内容は違っているため、脳の検査を詳細に受けたい場合は脳神経科の人間ドックを受診するとよいでしょう。さらに詳細に知りたい場合は、1度病院に電話をして確認してみるのもいいかもしれません。なかにはホームページで人間ドックの案内をしているところもあるため、検索してみましょう。費用は全額自己負担になります。1〜3万円程度で受けることが可能です。髄膜腫の治療を開始した経緯の中には、脳ドックで小さな腫瘍が発見されたケースもあります。